こんにちは。

7月になりました。

 先日、次男の成績表が大学から送られて来ました。妻が、丹念に見ています。私が「どうだった?」と聞くと、妻が「何が?」と聞き返すので、「成績だけど」と言いました。すると、妻は「成績なんか見ていない」と言います。私は、長年の経験から得たビッグデータと自ら身につけたディープランニングを機能させ、これ以上の会話は、危険特区に突入すると判断しました。危機管理の徹底です。
 私は、心の中で、“成績表を見ているのだから、ABC評価の大体の良し悪しぐらいはわかるだろう”とつぶやきました。妻の心のつぶやきも聞こえてきます。“成績がいいはずなんてないでしょ。それより卒業できるかどうか、単位数が問題でしょ。今更、何いっているの”。妻は、単位数を、繰り返し、ひたすら数えて、確認していました。
 一日経って、落ち着いた頃に、私も成績表を見ました。成績表の内容はさておき、過ぎし時代に思いを馳せました。私の頃は、親が子供の大学の成績を知ることはなかったように思いますし、関心すら持っていなかった感があります。一方、小学校低学年の頃の「通知表」は、半世紀も昔になりますが、懐かしい思い出を呼び起させます。当時の「通知表」には、5段階表示の成績評価に加え、身長や体重などの身体検査の数字、出席・欠席の日数、担任の先生のコメント等が記してありました。1年は3学期制で、終業式で「通知表」を受け取ってその学期が終わり、夏休み等の長期休みに入ります。
 私の家では、休みになると、父親が子供たちに「通知表」を持たせて、祖父の家を訪ねることになっていました。通知表を祖父に手渡す時、どのような会話があったのか、覚えていません。ただ、受け取った私と姉の「通知表」を、祖父が、書机に向かって書き写していたことを覚えています。つけペンを使って、半紙の上に、ほぼそっくりのフォーマットで写していました。私は、祖父のつけペンの使い方を見るのが、面白くて、遊びの途中、時々、その様子を書机に顔をくっつけて覗き込んでいました。祖父は、私と姉の分をそれぞれ2部ずつ書き写します。ほぼ半日がかりの作業になっていました。祖父は、1部を手元に残し、他の一部を遠くに嫁いだ長女(私の伯母)に送っていたようです。
 祖父は、私たちの「通知表」の中身について話すことはありませんでした。とくに目立った成績ということでもなかったのです。しかし、正座のまま「通知表」を書き写す祖父の姿は、間違いなく、ほのぼのとした幸福感に包まれていました。孫が小学校に通うまで成長したことを喜んでいたのでしょう。孫の「通知表」を囲んで、家族みんなが、日々の小さな幸せに満足していた時代だったように思います。


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私たちは、縁あって「計測分離工学研究室」に集まってきた仲間です。
 「一期一会」
を大切にしたいと思います。それぞれの立場や考えを理解しあえる生涯の仲間(友人)に、ここで出会えることを願っています。

そして大事なこと、私たち「計測分離工学研究室」では、
  皆で知恵を出し合い議論しながら、
    完成した機器の使用や既存の考え方を利用することに甘んずることなく、
  常に新しい分離や計測の手法を提案し、
    基礎から応用まで幅広い研究に取り組んでいきたい
と思っています。

もう一つ大切なこと、
  この自由で平和のなか、何不自由することなく、
    皆で勉学に勤しめる環境にいることを、
      森羅万象、すべてに相共に感謝したいと思います。

 同志社大学理工学部
 化学システム創成工学科

計測分離工学
研究室


教授 塚越一彦
         

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